-- 言わずと知れた --

　池波正太郎先生は、大正１２(１９２３)年、東京生まれ。東京都の職員を経て新国劇の戯曲脚本
などを多数手掛けられつつ小説の執筆を行い、昭和３５年第４３回直木賞を「錯乱」で受賞。その後
精力的に執筆を重ね、昭和５２年第１１回吉川英治文学賞、昭和６３年第３６回菊池寛賞など賞多数。
　鬼平犯科帳は、昭和４２年から執筆を始め初出は昭和４２年１２月号「オール読物」誌上にて「浅草・
御厩河岸」(単発掲載され鬼平の名は無し)を発表。好評を博し話数を重ね平成２年オール読物４月号
に「浪人・神谷勝平(未完)」まで１６４話を数える(名の付いた物を勘定するとたぶん・・他に番外長編が
有るらしいが私は未見)。
　他作品に「剣客商売」「真田太平記」「必殺仕掛人シリーズ」等々、何れも大人気となり映画化・テレ
ビドラマ化・漫画化については枚挙に暇がない。平成２年５月３日急逝。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　（以上、文春文庫「鬼平犯科帳の世界」より抜粋加筆）

　まあ、こんなこたぁあっしが言うまでもねえこってござんしょうが、ここに来てらっしゃる皆さんにゃ、へい。
　しかし、まあ、言わしてやっておくんない。
　いえね、じつはあっしも文春文庫２４巻にはいってねえ長編、「乳房」読んでねえんでして、へい、・・上の「鬼平犯科帳の世界」に載っておりやした作品一覧を『　　　』に置いておきやしたんで御覧なっつくんねぇ。

池波正太郎作品もきっとある！
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